変わり種エンジン搭載!! ホンダ初の軽乗用車
2018-08-19|1960年代

ホンダの軽乗用車 N360 をご存知でしょうか。
4輪メーカーとしてはかなり後発だったホンダ初の軽乗用車 です。1967年発売。
「Nコロ」の愛称で親しまれておりました。
当時も2輪では世界的なトップメーカーだったホンダ。
発想もバイクメーカーらしい斬新なものでした。
搭載されたエンジンは4ストローク強制空冷直列2気筒チェーン駆動SOHC。
2輪のドリームCB450に搭載されていた空冷並列2気筒DOHCエンジンをデチューンして搭載されております。
さらにFF方式の採用により軽自動車としては類の無い室内空間が確保されております。
当初の販売価格は約31万円。
他社の同クラス車が35万円~45万円程度だったので、かなり攻めた価格設定です。
すでにオートバイ販売で培った末端の販売店とメーカーとのパイプが出来上がっていた為、通常介在する代理店を省き、中間マージンを減らすという斬新な戦略で低価格を実現しておりました。
高性能でしかも安いとなれば、売れないはずがありません。
当然のごとく大ヒット作となり、当時「スバル・360」が長く保持していた軽自動車月間販売台数トップ記録を、発売から数か月のうちに奪取しました。
ホンダの礎を築いた歴史的なモデルです。

現在販売されていますN-ONEはN360をモチーフに、現在のソリューションを活用した復刻版モデル。
似てますよね。それにしても今の軽自動車って本当に大きいですね。

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