1989年 世界初のノートパソコン 東芝 Dynabook J-3100 SS 001
2018-08-17|未分類
1980年代のパソコンはよりハイスペックを求めていました。
当然デスクトップパソコンが主流でした。
1980年半ば頃にラップトップパソコンが発売。
ラップトップパソコンは大きさはデスクトップパソコンの本体ほどの大きさがあり、液晶が付いていましたが持ち運べる重さではなく、せいぜい部屋の中をちょっと移動する程度の物でした。
持ち運びようにカバンのように取っ手が付いていました。
重いので膝の上で使うことは難しく、省スペースのパソコンといった感じでした。
ラップトップパソコンが暫く続いた後、1989年に東芝から「DynaBook J-3100SS」が発表されました。

のちにノート型で世界標準と言われる、ノートPCDynaBookの誕生です。
ハードディスクは搭載されていませんがA4サイズに、640×400ドットモノクロELバックライト液晶ディスプレイ、CPUには80C86(10MHz)、1.5MBメモリ、3.5インチFDD(フロッピーディスクドライブ)を搭載。
ATOK7 ROM辞書、レジューム機能、ハードRAMを搭載しバッテリー駆動時間2時間
重さ2.7kgとそれまでのラップトップパソコンの半分以下の重さです。
標準価格は19万8,000円。
英語MS-DOS V3.3を利用することで、「IBM PC/XT」のコンパチブル機として5~6万種類(当時)のソフトウェアが利用できました。
当時はノート型パソコンに最適な低価格で小さいプログラムのビジネスソフトとしてアシストシリーズのソフトがありましたので、フロッピーで起動して使っていました。
ちなみにアシストシリーズは
アシストワード
アシストカルク
アシストアート
アシストカード
等があります。
ちなみにノート型パソコンといわれるのは東芝 Dynabook J-3100 SS 001ではなく、それからちょっと後に販売されたnecのPC-9801Nが98ノートといわれ定着したと思います。
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