1975年 ゲイラカイト
2018-06-29|1970年代
日本で発売されたのは1974年9月ですが本格的なブームになったのは1975年になります。
それまで凧と言えば正月にあげる2本の足を伸ばした和凧が主流でした。
和凧は長方形の紙(和紙?)に竹ひごなどで骨組をして、更に新聞紙などを細く切った物をつなぎ合わせて何メートルの足を2本取り付けます。
また、和凧をあげるのもちょっと難しく、あがったとしても20メートルほどだったと思います。
そんな中、黒船のようにアメリカから登場したのがゲイラカイト。

ゲイラカイトはビニール製の素材にプラスチックの枠組みで組み立ての手間も殆どありません。
三角の翼で、それまでの凧とは形から違います。
アメリカのゲイラ社が作成して、日本の代理店が販売していました。
当時の販売価格はテイカで750円。
誰でも簡単にできるため、発売後半年で60万枚以上を売上げ、日本の空から和凧を駆逐していました。
また、凧と言えば正月にと言うようなイメージがありましたが、ゲイラカイトは1年中使うことが出来ました。
ゲイラカイトをつなげる糸は1本で普通の凧糸に近かったと思います。
その糸の長さは100m以上有り、ゲイラカイトはよく飛ぶので糸を使い切るほどでした。
ゲイラカイトはNASAの技術者が設計したと言われていて(本当かどうかは判りませんが)日本で発売されたときのキャッチフレーズは「ヒューストンからやってきたスポーツカイト」でした。
当時の子供はヒューストンがどこにあるのかも判りませんでしたが、そのキャッチフレーズはインパクトがありました。
このゲイラカイトは発売後に半年で60万枚以上販売されたと書きましたが、飛ばしているとよく糸が切れます。
だいたい糸が切れるのは最長まで糸を伸ばして飛ばしているときなので回収は不可能です。
糸が切れともゲイラカイトは落ちることはなく、ふらふらと飛んでいきます。
追いかける人もいましたが、回収されたと聞いたことはありません。
なので、ゲイラカイトを何回も購入した人も多かったと思います。
このゲイラカイトは今でも販売されています。
昔はよく糸が切れたせいか今のゲイラカイトは一回り小さくなっています。
ランキング参加中なので応援お願いします。
ありがとうございます。 最新版のアレイズホームページはこちら!!
それまで凧と言えば正月にあげる2本の足を伸ばした和凧が主流でした。
和凧は長方形の紙(和紙?)に竹ひごなどで骨組をして、更に新聞紙などを細く切った物をつなぎ合わせて何メートルの足を2本取り付けます。
また、和凧をあげるのもちょっと難しく、あがったとしても20メートルほどだったと思います。
そんな中、黒船のようにアメリカから登場したのがゲイラカイト。

ゲイラカイトはビニール製の素材にプラスチックの枠組みで組み立ての手間も殆どありません。
三角の翼で、それまでの凧とは形から違います。
アメリカのゲイラ社が作成して、日本の代理店が販売していました。
当時の販売価格はテイカで750円。
誰でも簡単にできるため、発売後半年で60万枚以上を売上げ、日本の空から和凧を駆逐していました。
また、凧と言えば正月にと言うようなイメージがありましたが、ゲイラカイトは1年中使うことが出来ました。
ゲイラカイトをつなげる糸は1本で普通の凧糸に近かったと思います。
その糸の長さは100m以上有り、ゲイラカイトはよく飛ぶので糸を使い切るほどでした。
ゲイラカイトはNASAの技術者が設計したと言われていて(本当かどうかは判りませんが)日本で発売されたときのキャッチフレーズは「ヒューストンからやってきたスポーツカイト」でした。
当時の子供はヒューストンがどこにあるのかも判りませんでしたが、そのキャッチフレーズはインパクトがありました。
このゲイラカイトは発売後に半年で60万枚以上販売されたと書きましたが、飛ばしているとよく糸が切れます。
だいたい糸が切れるのは最長まで糸を伸ばして飛ばしているときなので回収は不可能です。
糸が切れともゲイラカイトは落ちることはなく、ふらふらと飛んでいきます。
追いかける人もいましたが、回収されたと聞いたことはありません。
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