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1984年 富士通 FM-77

1984年に富士通からFM-7の上位機種としてFM-77は発売されました。

NECでいうとFM-7がPC-8001

FM-77がPC-8801シリーズ

になります。

いずれ主流となる3.5インチフロッピーディスクドライブを標準搭載し、漢字ROMも内蔵されていましたが、標準の漢字表示能力は貧弱でグラフィック表示が200ラインしかありませんでした。

PC-8801シリーズはフロッピーディスクを5インチタイプのものを搭載していたため、一般的には5インチが主流でした。

3.5インチフロッピーディスクを標準で採用するなど随所に先進的な機能を持っていました。

FM-77




NECのPC-8801MKⅡSRが登場し大ヒットしたことから富士通も新機種をリリースしました。

NECのPC-8801MKⅡSRよりも表示能力を強力にした下のチラシの写真にあるモニターで映されているような画面が
表示できるというパソコンを発売しました。


FM77AV_fs.jpg


1985年に発売された富士通「FM-77AV」。

「AV」とはそのまんま「オーディオ&ヴィジュアル」の略です。

ライバルのNECのPC-8801MKⅡSRと比べても、音と色の性能アップに特化させたパソコンでした。

FM音源ボードを搭載。

グラフィックの処理速度も大幅にアップ。

そして4096色同時発色。

当時のパソコンは256色が主流で(当時ではそれでもすごかったが)

4096色の同時発色数は革命的だでした。

FM-77AVが発売されて以降は他社のパソコンは多色化を競い合い、同時発色できる色は飛躍的に増えていきました。

しかし、富士通全般にいえることだがPC-8801シリーズに比べてソフトの数が少なく、またFM-77AV以降もその性能を生かしたソフトが少なく苦戦を強いられました。

PC-8801用のソフトが発意になり、そのソフトがヒットしても半年先にFM-77シリーズに移植されるような感じで、お金に余裕のある人はPC-8801を購入していたようです。

シャープは独自な展開も多かったのですが富士通はNECとまるかぶりのため、革新的な機能に挑戦する割には不遇な状態でした。


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