1983年 NISSAN フェアレディZ 300ZX 2シーター - 札幌市内全域を出張買取 リサイクルショップのアレイズ


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1983年 NISSAN フェアレディZ 300ZX 2シーター


NISSAN フェアレディZ 300ZX 2シーター

世界のベストセラースポーツカー

 その誕生以来、すでに100万台以上の生産を記録、スポーツカーとしてはまさに空前の生産台数を数えているのがフェアレディです。

誕生当時オープン2シーターだったフェアレディが、ロングノーズ、ショートデッキのファストバック・クーペスタイルとなり、フェアレディZのネーミングを与えられて登場したのが1969年。

スポーツカーとしての高い走行性能に加えて、オープン2シーターでは得られないすぐれた居住性を持ったZは70年代のスポーツカーのあり方を先取りしたものとして高く評価され、世界において大きな人気を獲得。

当初の予想をはるかに上回る人気で生産台数も大きな伸びを見せ、他に例を見ないベストセラースポーツカーへと育って
いくことになりました。

1969年に登場した初代Zはさらに、1974年に後部2座席を追加した2by2を加え、ますますその人気を広げることになりまし
た。

海外では『Zカー』のニックネームで呼ばれるほど、圧倒的な人気車となったフェアレディZでしたが、1978年に入って初のフルモデルチェンジを迎えることになります。

デビュー以未、実に8年10ヶ月ぶりのフルモデルチェンジでフェアレディZはいよいよ2代目に。

初代Zのイメージを強く残しながら、シャーシから細部にいたるまで時代の要求に合わせた新設計になりました。

新しくターボチャージャーエンジン搭載車をラインアップに加えた2代目Zは、79年にはTパールーフタイプを追加、Zと言えばTパールーフのイメージを定着させます。

そして、昭和58年、1983年9月にフェアレディは生産台数100万台を突破。

その直後の1983年9月16日には3代目Zが発表され、約5年ぶりに2度目のフルモデルチェンジをしました。

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3代目フェアレディZは初代から続いて搭載されてきたL型直列6気筒エンジンにかわり、新開発のⅤ型6気筒エンジンを搭
載。

しかも、スポーツカーZの名にふさわしい全車ターボチャージャー装備で高性能を生み出しています。

VG型と呼ばれるこのⅤ型6気筒エンジンは2960ccのVG30E・Tと1998C.CのVG20E・Tの2種が用意され、VG30E・Tでは最高出力、実に230馬力、最大トルク34.0kgmを発生。

国産車中最大のパワーを搭載しています。

VG型V6エンジンは一足早くノンターボ型がグロリア、セドリックに搭載されて登場しましたが、当初よりターボチャージャーを装備してフェアレディに搭載を予定して開発されたものと言われています。

ターボ装備の強力な心臓は実に、Zを最高速250km/hまでだすことができました。

 Ⅴ型6気筒エンジンはコンパクトにまとめられ、特にそれまでの直列6気筒に較べ前後に短くなっているのも大きな特徴。

その結果、スタイリング的にはボンネットが多少短かくなり、これまでのZのロングノーズ、ショートデッキスタイルがより現代的なイメージへと変化しています。

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そして、この時代のスペシャルティーカーはリトラクタブルヘッドライトが定番でしたが、ヘッドライトはパラレルライジングヘッドライトと呼ばれる格納式ヘッドライトを採用。

格納時もフロントから上半分程がのぞくタイプでニューZのスタイリング上の大きなポイントとなっています。

また、最上級モデルの300ZXにはエンジンフード左側にエアスクープをセット。

強力なパワーを強調して迫力十分です。

全体的に丸味が強くなったスタイルはウインドウ部分をなめらかに処理するフラッシュサーフェイス化を進めたり、効果的なフロントスポイラーの装備などにより、空気抵抗係数は0.31という国産車中最良の数字を示しています。

もちろん、2代目Zの0.385よりさらに向上しているのです。

 ニューZのハイパフォーマンスを支える足まわりは2代目同様フロントがマクファーソン・ストラット、リヤがセミトレーリングアームによる4輪独立懸架ですが、まったく新しい設計を施されています。

絶妙なセッティングに加えて、ショックアブソニーバーの減衰力を3種類、室内から選択できる3ウェイアジャスタフかルショックアブソーバーを装備。

走行場所やパターンに合わせてセッティングすることができるようになっているのです。

サスペンションのセッティングはスポーツカーの本場、ヨーロッパでの評価に十分応えられることを目標にねり上げられたと言われます。

そして、ブレーキはフロントにベンチレーテッド、リヤにソリッドの大径4輪ディスク。

室内は2代目Zに較べて20mm幅の広がった余裕のある空間が見つけられます。


トヨタ車などでよく採用されていたデジタルまーターを使用せず、丸型のアナログ式を採用。

充分な空間を持った室内には300ZXではマイコン制御のオートエアコンも標準装備されるなど、高級サルーンにも匹敵する快適性を生み出しています。

 アメリカ、それも北米での大きな人気により、世界一の量産スポーツカーに育ってきたフェアレディZは、3代目の登場では
いよいよ本場ヨーロッパのスポーツカーにも負けない1台に成長をとげました。

デビューから半年後の1984年2月、先代S130でも設定があったTバールーフを追加。

ボディ剛性という面では長く乗れる車ではないと色々言われたTバールーフですが、ZにはこのTバールーフが似合っていました



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