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1987年 エプソン PC-286 PC-98互換機発売

PC-9801シリーズがパソコンシェアのほとんどを占めていた1987年。

シャープや富士通が独自路線で苦労する中、エプソンはPC-9801互換のパソコンを発売しました。

EPSONのキューハチ互換機の登場は、日本PC業界やそれまでPC-9801を使っていた人を驚愕させました。

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初代機「PC-286」はCPU にi80286 10MHzを採用し、PC-9801VXシリーズと互換性をもつモデルです。

エプソンの互換機は本家NECのPC-9801よりちょっとだけ高性能でちょっとだけ定価が安くて(実売価格は更に差がありました)高級機を戦略的低価格で提供していました。

エプソンの互換機はNECとキチンと提携して販売されたのかと思いましたが、この初代PC-286はNECから特許侵害として訴えられ裁判になるなどトラブルに見舞われ、回収の憂き目をみました。

その後PC-286はより低価格で販売しましたがROMにBASICを搭載できずその為、互換機性が低下したこともあり低調な売れ行きに終わりました。

EPSONの互換機ビジネスが軌道に乗るのは翌年に発売されたPC-286VEからです。

また、3.5インチFDDとFM音源採用でPC-9801UV相当[10]の廉価機「PC-286U」を発売

BASICの問題も「PC-286用 ROM BASIC」を発売、これによりBASIC を利用するゲームや教育用ソフトも対応となり NEC PC-9801 互換機性能も向上。

安くて高機能なEPSONマシンはユーザーに受け入れられある程度のシェアを取りました。

その後もNECが新機種を発売すると、それに合わせてエプソンも互換機を販売していきました。

NECの「エプソン対策プロテクト」などがありましたので、初心者にはちょっと難しいパソコンでしたがパソコン市場の裾野を広げる事にある程度の貢献はしたと思います。





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