1975年 100円ライター チルチルミチル
2018-05-14|未分類
貧しいきこりの家に生まれたチルチルとミチルの兄妹はクリスマス・イブの夜、魔女がやってきて「青い鳥」を探すように言われて家を出て探しに行きます。
「思い出の国」「夜の宮殿」「未来の王国」などを探すが、どこにも「青い鳥」は見つからない。
青い鳥が見つからずがっかりしながら家に帰ってきたとき、「青い鳥」(幸福)は家で飼っていたキジバトだったことを知る。
幸せは気がつかないけど近くにある…メーテルリンクの代表的な童話。
長くなりましたが、そんな「青い鳥」の兄弟の名前をつけた使い捨てライターが1975年に販売されました。

この頃はマッチを使って火をつける人が多く、ライターと言えば卓上型のガスライターやZIPPOなどのオイルライター、もしくは輸入された高級ライターなどでした。
1975年と言えばオイルショック後の余波が残る時代です。
いつの時代も、お父さんのお小遣いはいの一番に減らされました。
そんなライターなどもてないお父さんの見方として発売されたのが、㈱東海の100円ライター『チルチルミチル』。
マッチと違って持ち運びしやすく、しけってしまう恐れもなく、瞬く間に大ヒット商品になりました。
まだまだ煙草を吸って良い年齢ではない子供もなぜか持っている人が多かったように思います。
『チルチルミチル』と言えば100円ライター。
100円ライターと言えば『チルチルミチル』。
というように『チルチルミチル』の商品名は、この時代100円ライターの代名詞になっていました。
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