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1995年 IBM PlamTop PC110

IBM PalmTop PC110というマシン。

「ウルトラマンPC」というニックネームでWindows95の発売の1カ月前に発売されました。

重量わずか630グラムとなり、カラー液晶画面を持つ世界最小のPC ATマシンです。


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IBMのThinkPadが今ではLevonoになっていますが、1990年代はDOS/Vパソコンを数多く販売してきました。

1995年にIBM ThinkPad で超小型手のひらPCとして発売された「PalmTop PC110」です。

「ウルトラマンPC」や「ワンテン(YDW)」の名称でマニアに人気だったパソコンです。

基本的にはWindows95の発売前でDOS用のPCになります。

Windows95が発売されてからはスペック的に非常に苦しいのですがWindows95を軽量化して最小の内容でインストールしてみたりたり、やっぱり使えないのでDOSに戻したり、いやいや小型サーバーとしてLinuxを組み込んでみたりしました。

ハード的にも標準の8Mに16MB memory を増設して、 20MBに増設するなど改造をしたりしました。

PalmTop PC110」は電話線につなげると誰も使いませんでしたが電話機になりました。

専用の革製ケースがあったりしました。

ウルトラマンPCのスペック


 CPU  Intel 486SX 33MHz
 メインメモリ  4MBまたは8MB
 ディスプレイ  4.7インチ、640×480ドット
 256色DSTNカラー液晶
 その他  4MBフラッシュメモリ内蔵(交換不可)
 スマート・ピコ・フラッシュ用スロット1
 PCMCIAカードType2×2
 2400bpsモデム内蔵

ハードディスクは内蔵されていない代わりに、4MBのフラッシュメモリドライブを搭載しています。

そのためOSは、WindowsではなくIBM社製のOS「PC-DOS J7.0/V」がインストールされています。

260MBハードディスクPCカードモデルではPCカードに「windows 3.1」がインストールされているので「windows 3.1」を起動することができます。


電源には、ACアダプタのほか、8ミリビデオカメラなどに使われているリチウムイオンバッテリーも利用できました。

周辺機器と接続するためには、専用のポートリプリケータが必要になります。

フロッピーディスクドライブは外付けで、専用タイプになり、ポートリプリケータに接続して利用します。

フラッシュメモリ内に独自のPIMソフトがインストールされていたのでPDA的に利用することもできました。

PCカードスロットは2つあり、Type3のHDDカードいれたり出来ました。

Type3のHDDを入れるとスロット2つが必要のためPCカードタイプのモデムカードや外付けCD-ROMドライブが接続できない状態で、USBもまだなかったのでType2の20~40MBのフラッシュメモリカードを購入し、Windowsをインストールして使いました。

IBM PlamTop PC110を使いこなすためには、いろいろなパソコンの知識が必要で、勉強にはもってこいのハードでした。






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