1981年 SUZUKI GSX1100S刀
2018-03-30|未分類
モーターサイクリストの注目を集めるショーのひとつ、1年おきに西ドイツのケルン市で行なわれるI FMA
その中でも、1980年のショーは特に印象深かったと思います。
ひとつは、その後のターボ時代を開いたホンダのCX500ターボが発表されたこと。
そして、もうひとつ大きな注昌を集めてスズキからGSX1100Sカタナと名づけられたプロトタイプの発表です。
CX500ターボがターボ搭載でメカニズムが注目されたのに対して、カタナは何といってもそのスタイリングが注目のまととなったのでした。
それまでのオートバイの概念を大きく打ちやぶったスタイルはカタナというネーミングと共に世界のモーターサイクルファンに強烈な印象をうえつけたのです。
発表当時はコンセプトオートバイとしてのショーモデルにすぎないと考えた人も多かったようです。
しかし、スズキは量産モデルとするためにさまざまな改良を加え、しかも、プロトタイプのイメージをほぼそのまま残して、1981年夏、市販を開始。

カタナのネーミング通りに鋭さを持ったスタイリングは、西ドイツのデザイナー、ハンス・ムートの手になるものです。
ライトをかこむ小さなフェアリングは先端が鋭くとがったサイドビューを持っており、いかにも空気を切りさいて進むといった挑戦的なムードをかもし出しています。
盛りあがった大きなガソリンタンクはフェアリングと1体となるラインを構成。
フェアリングからタンクへのデザインを見ただけでもこれまでのオートバイのイメージを越えた新しさがあります。
一見、デザイン優先に見えるスタイリングですが、ライダーの乗車姿勢せ十分追求して生まれたものです。
大きく後退したバックステップとクリップオンハンドルで、ライディングポジションはスーパースポーツバイクならではのかなり前傾したものとなります。
この時、独特をスタイルのタンク、シートなどは異和感なくライディングポジションにフィットします。
何度も風胴実験を繰り返し小さなスクリーンとともに、高速でも安定した操縦性を発揮させ、走行風圧からライダーを有効に保護する空力的にもすぐれたものとなっています。
スタイリングこそ、強烈なイメージを与えていますが、エンジンをはじめ各部のメカニズムは、すでに高性能、高品質で定評あるスズキの最高のメカニズムがつぎ込まれています。
まず、エンジンは4ストロークの空冷並列4気筒でポア×ストロークが72mlmX66mm。
排気量は1075ccのビッグェンジンです。
DOHC16バルブというハイメカニズムでスズキ独自のT S CC(2過流!燃焼室)を採用しています。
エンジン内部の燃焼室の形などにくふうをこらしたTSCCエンジンは吸入効率、燃焼効率を高め、ハイパフォーマンスを生み出すもので、カタナでは最高出力111馬力を発生しています。
サスペンションは前後共、オーソドックスものとなっていますが、フロントフォークにはスズキのロードレーサーで開発されたANDF(アンチ・ノーズダイブ・フォーク)機構を装備。
ブレーキング時など、大きな荷重によってフロントフォークが沈み込む、いわゆるノーズダイブ現象を少しでもおさえようとするのがANDF機構で、左右のフロントフォークにそれぞれセットされています。
サスペンションの絶妙なセッティングと共に、すぐれた走行安定性を生み出しています。
ハンス・ムートの高い実用性を供なったデザインとSUZUKIのテクノロジーがバランスよく組み合わされたカタナはモーターサイクルの歴史に残る1台と言っても過言ではないでしょう。
世界のモーターサイクリストから高い評価を取ったカタナはスズキというメーカーのイメージをもさらに高いものとしたのです。
量産に移ったカタナは1100cc版のほかに、特にアメリカ向けとして1000ccの高性能モデル1000S、また、ヨーロッパ向け750cc版、750Sが用意され、さらに1982年には日本のファンの期待に応えて、ハンドルなど一部の装備を変更した日本向けのG SX750Sが国内発表されました。
ただし、日本向けのモデルはハンドルが高すぎて耕耘機ともいわれて、せっかくのデザインを台無しにしていました。
当時、その他の部分はGSX1100SそのままのデザインなのでGSX750刀を購入したらハンドルは即交換する人が多かったと思います。
アレイズ リモワ買取査定直通電話 0120-19-6228
ランキング参加中なので応援お願いします。
ありがとうございます。
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その中でも、1980年のショーは特に印象深かったと思います。
ひとつは、その後のターボ時代を開いたホンダのCX500ターボが発表されたこと。
そして、もうひとつ大きな注昌を集めてスズキからGSX1100Sカタナと名づけられたプロトタイプの発表です。
CX500ターボがターボ搭載でメカニズムが注目されたのに対して、カタナは何といってもそのスタイリングが注目のまととなったのでした。
それまでのオートバイの概念を大きく打ちやぶったスタイルはカタナというネーミングと共に世界のモーターサイクルファンに強烈な印象をうえつけたのです。
発表当時はコンセプトオートバイとしてのショーモデルにすぎないと考えた人も多かったようです。
しかし、スズキは量産モデルとするためにさまざまな改良を加え、しかも、プロトタイプのイメージをほぼそのまま残して、1981年夏、市販を開始。

カタナのネーミング通りに鋭さを持ったスタイリングは、西ドイツのデザイナー、ハンス・ムートの手になるものです。
ライトをかこむ小さなフェアリングは先端が鋭くとがったサイドビューを持っており、いかにも空気を切りさいて進むといった挑戦的なムードをかもし出しています。
盛りあがった大きなガソリンタンクはフェアリングと1体となるラインを構成。
フェアリングからタンクへのデザインを見ただけでもこれまでのオートバイのイメージを越えた新しさがあります。
一見、デザイン優先に見えるスタイリングですが、ライダーの乗車姿勢せ十分追求して生まれたものです。
大きく後退したバックステップとクリップオンハンドルで、ライディングポジションはスーパースポーツバイクならではのかなり前傾したものとなります。
この時、独特をスタイルのタンク、シートなどは異和感なくライディングポジションにフィットします。
何度も風胴実験を繰り返し小さなスクリーンとともに、高速でも安定した操縦性を発揮させ、走行風圧からライダーを有効に保護する空力的にもすぐれたものとなっています。
スタイリングこそ、強烈なイメージを与えていますが、エンジンをはじめ各部のメカニズムは、すでに高性能、高品質で定評あるスズキの最高のメカニズムがつぎ込まれています。
まず、エンジンは4ストロークの空冷並列4気筒でポア×ストロークが72mlmX66mm。
排気量は1075ccのビッグェンジンです。
DOHC16バルブというハイメカニズムでスズキ独自のT S CC(2過流!燃焼室)を採用しています。
エンジン内部の燃焼室の形などにくふうをこらしたTSCCエンジンは吸入効率、燃焼効率を高め、ハイパフォーマンスを生み出すもので、カタナでは最高出力111馬力を発生しています。
サスペンションは前後共、オーソドックスものとなっていますが、フロントフォークにはスズキのロードレーサーで開発されたANDF(アンチ・ノーズダイブ・フォーク)機構を装備。
ブレーキング時など、大きな荷重によってフロントフォークが沈み込む、いわゆるノーズダイブ現象を少しでもおさえようとするのがANDF機構で、左右のフロントフォークにそれぞれセットされています。
サスペンションの絶妙なセッティングと共に、すぐれた走行安定性を生み出しています。
ハンス・ムートの高い実用性を供なったデザインとSUZUKIのテクノロジーがバランスよく組み合わされたカタナはモーターサイクルの歴史に残る1台と言っても過言ではないでしょう。
世界のモーターサイクリストから高い評価を取ったカタナはスズキというメーカーのイメージをもさらに高いものとしたのです。
量産に移ったカタナは1100cc版のほかに、特にアメリカ向けとして1000ccの高性能モデル1000S、また、ヨーロッパ向け750cc版、750Sが用意され、さらに1982年には日本のファンの期待に応えて、ハンドルなど一部の装備を変更した日本向けのG SX750Sが国内発表されました。
ただし、日本向けのモデルはハンドルが高すぎて耕耘機ともいわれて、せっかくのデザインを台無しにしていました。
当時、その他の部分はGSX1100SそのままのデザインなのでGSX750刀を購入したらハンドルは即交換する人が多かったと思います。
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