1983年 ポケットコンピューター シャープ PC-1245
1980年代にはポケットコンピューターがシャープやカシオから販売されていました。
当時のパソコンはBASIC言語を使ったプログラムを作成するのが主流でBASIC言語を勉強する人も多かったようです。
ポケットコンピューターはBASIC言語の勉強用や簡単なプログラムを使用するために開発されました。
ポケットコンピューターは小型で安価なため表示能力や記憶容量は少ない性能でしたが電池で長い時間の使用が可能であり、その名前のようにポケットに入れてでも持ち運びができる大きさのため、購入する人は多かった。
当時のパソコンはとても高価で、BASIC言語の勉強用に気軽に購入できるものではなく、簡単なゲームや工事現場での構造計算などの実務や大学の学術研究のための計算など幅広く使われました。
1980年代も後半になるとノートパソコンなども購入しやすくなり、ポケットコンピューターのニーズも少なくなっていきました。
しかし、ノートパソコンに集約されていったと言うよりも使い方や使い勝手などの点でHP200LXやシャープやカシオの電子手帳に移行していったと思います。
1983年発売 シャープ PC-1245

初心者から実務に使う人まで幅広く対応したポケットコンピューター。
よく使うBASIC言語はワンボタンで入力出来るなど初心者にも優しい設計になります。
1983年前にはポケットコンピューターも手帳型のものが多かったようですがPC-1245は更に小さく低価格になりました。
販売当時の価格は17.800円になります。
この価格はPC-1245の発売の数ヶ月前に低価格モデルとしてカシオが販売したPB-100を14800円ででしたので、それより3.000円は高価でした。
しかし、取扱の用意さや基本的なマニュアルの充実、メモリ容量や独学用のテキストの添付などコストパフォーマンスはPC-1245のほうが上でした。
ポケットコンピューターは今考えると、まったく必要を感じませんが1980年前半の1時期にパソコンに興味を持っている人からの支持は高かったように思います。
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