1970年代 フェンダー ギブソンのコピーモデル グレコ EG360GS

1970年代に入り、それまでのビートルズなどからクリームやレッド・ツェツペリン、デープパープルに代表されるハードロックに移行していきました。

エリック・クラプトンやジミーページ、そしてリッチ・ブラックモアなどのハードなギターサウンドが主流になっていきました。

当然、日本でもハードロックが一般的になっていくのに合わせて、バンドを組んで演奏する人はレスポールのハードな音を必死にコピーしました。

当時は映像を見ることも少なく、バンドスコアも直ぐ手に入る環境ではなかったので、音だけでコピーしようとしてやレッド・ツェツペリンの名曲、天国の階段が12弦ギターを使っていることが判らずに同じ音が出ないのに悩んだ人も多いと思います。

そうでなくても有名なギタリストが持っているギターは誰でも欲しいのですが当然高価で購入することが出来ません。

そうゆう需要にあわせて作成されたのが国産のフェンダーやギブソンのコピーモデルです。

1970年代初期から作成されるようになり、中でもグレコのレスポールモデル（EG）はエレキギターの完成度となにより低価格により大ヒットしました。

1970年だ初期の完成度の高いコピーモデルは1970年後半にはオリジナルモデルに発展していきました。

グレコのEG360GSは国産エレキギターにおけるレスポールのコピーモデルに関するブームを牽引した70年代初期の名作です。

当時の価格は36.000円になります。